いいさか通信 Vol .76

いいさか通信 Vol.76

映画鑑賞が趣味でよく映画館に見に行きます。

この前に観たのが「35年目のラブレター」

これは実話で笑福亭鉄瓶さんも落語にしているらしい(僕は聞いたことがないのですが)

笑福亭鶴瓶(若い時は重岡大毅)が主人公で、いじめにあって学校に行っていないので読み書きができない。

結婚する時も字が書けないのでなんやかんや言って書くことなく、結婚してからもずっと隠し続けるのですが、ある時「読み書きできない」と妻に打ち明けます。

何としても読み書きできるようにしたいと思っていたところに夜間学校の張り紙(ちょっとうる覚え?)で通い、目標が妻にラブレターを書くことになります。

いつまでに書くと娘たちと約束するのですが、やはりなかなか字を覚えることができなく約束の日までにはできません。

やっと書くことができ、妻に渡そうとしたところ病気で倒れてなくなってしまいます。

そんな物語なのですが、そんな昔の話ではなく、ほんの30 年くらい前です。

今でも若い時に何らかの理由で学校に行けなくて読み書きができなく、夜間中学校に通っておられる方が何人もいて生き生きと学んでいると新聞に掲載されています。

お涙頂戴の話ではなく、これを撮られた監督さんは何を言いたかったのでしょうか?

何事にもあきらめないこと、歳に関係なくいつからでもできること、家族の絆ではうちの家族の絆? どうでしょうか? 疑わしい(笑)

もう映画館では上映されていませんが、機会があれば観てください。