アーケードの中の外構工事、自然石の乱張りアプローチ実例、堺市

2024年2月21日 2024年3月4日

i-green

店舗があるアーケード通りに面している家の外構工事です。

施主様から「アプローチには風や雨を防ぐ屋根があり、キッチンカーも停めるので停めやすいアーケードの店舗に合ったデザインにしてください」とのご要望でした。

玄関のポーチ部分の開口部の高さがありますのでアプローチの屋根は引戸ドアの欄間部分より少し高くして、開口部と屋根との間を雨が入らないようにそれでいて玄関部分が暗くならないように明り取りとして透明なポリカ板のパネルを格子状に設置しました。側面も雨風が入ってこないように同じようにポリカ板のパネルを格子状にデザインしました。アーケードのテントとの隙間もフレームや柱と同色の黒色のアルポリ板でふさぎました。これでデザインにも支障なく雨風を防ぎます。

アプローチの床部分は排水管が地面より飛び出していたため、その管を側溝に勾配を取りながら地中に敷設しなければならないのが非常に苦労しました。側溝の溝底が浅いので勾配が取れなかったので土間仕上げの勾配を少し上げて側溝の溝蓋も勾配をつけて何とか地中に埋設することが出来ました。

仕上げは自然石の黒の乱形の割石を貼り、その間に施主様支給の乱形の石と同じように大きさも形も違う陶磁器のワレたものを貼り付けモザイク模様にしました。立水栓の蛇口は施主様が選ばれたイタリア製のものです。

「料亭～(施主様のお名前)」とご近所やお知り合い、お友達から呼ばれているそうです。